物書きになろう、超初級編(嘘

はじめに断っておきます。これは皆さんに考えを説いたりするものでもなんでもありません。間に受けて失敗しても責任はとれませんが、成功したらちょびっと連絡でもください。早速、謝礼の受け取りにあがりますww。(以下の文章はAkaganeが文章を書く前にやっておきたいと考えることや、実際に文章(今回は物語)を書くにあたってのアプローチを数パターン書き記したものであり、人によってその方法はさまざまにあります。)

1.まずは文字を読もう
なんでも構いません。国語の教科書を一通り読むもよし、好きな作家の小説や漫画でもいいかもしれません。物語だけでなく、コラムや社説、番組のテロップも非常に練りこまれたものでじっくりと味わえばとてもいい教材になってくれます。量も欲しいですが、本当に必要なのはその質の良さと、それを充分に噛みしめる「言葉の味覚」なのです。あと、偏らずにさまざまなジャンルや作家さんの文を読むと、人によって文体が違いますので、これも参考になります。
2.頭の中で会話もしくは即興でなにか言ってみる
これは1によって鍛えられた語彙力や文法の知識をフルに使う行程です。最初は難しいと思うかもしれませんが、本格的に文章を書くときに必要な、もしくはできると非常に便利なスキルなので是非習得しておきましょう。
「頭の中で会話」とは、読んでそのまま頭の中で架空の人物を複数人(2人とか3人とか)で会話させることです。たとえば、

石川先生「よーし席につけ、授業はじめr」
生徒田中「せんせーひどいわー、なんで前からはいってきてくれへんのー。ちゃんとドアに黒板消し仕掛けといたのにー」
石川先生「ごめんごめん、わすれて……おいこら。…よしじゃあ田中、宿題で出した問9の問題解いてみろ」
生徒田中「宿題わすれましたー」
石川先生「………減点な」
生徒田中「……はい」

てな感じに。最初はほんとうにしょうもない会話でもいいのでやってみることです。継続はちからなり。これ本当、インディアン嘘つかない。
「即興で云々」とは、たとえば「じゃあ自己PRして」と無茶振りされて、その場でなんとかやってみるだとか、そんな感じです。即興的な文章構成力と、少ない言葉でできるだけの情報を印象に残るように伝えられるか、こういった能力が格段につく方法です。継続は(中略)インディアン以下略。
3.物は試し、なにか書いてみよう
最初からバリバリ書ける人なんていません、いたらぜひとも紹介していただきたいものです。なんでもいいので、とりあえず1000文字程度のものを書いてみましょう。これ以上長いものだとばてますし、これよりも少ないと逆に難しくなります。宿題のレポートとか読書感想文だと、自分の成績にも関わるので「ついで感覚」で少しだけ意識して書いてみましょう。で、恥ずかしがらずに誰かに評価・批評してもらいましょう、これを忘れないこと。というか、これが一番大事。灯台下暗しとはこのこと、自分の悪いところは人に見つけてもらったほうがはやいですよ。これも色んなジャンルや文体を試してみましょう、そして自分に最も合ったものが見つかったらいよいよ4に移ります。
4.本番いってみようかあ
いきなり!? と思う人もいるかもしれませんし、いやいやそれは…、という意見がでることは承知ですがそこはグッと我慢してください。本人が一番よくわかってます。でも、やっぱりこういった場数を踏むことによってでしかできない経験もあるので、あえてわたしは本番を4にもってきました。 なお、諸作品の発表に関してはさまざまな形式がありますが、現在のわたしのように、ブログに載っけるのが一番楽かと思いますので、ここではブログをお勧めしておきます。あと、以下に物語を書く上でのAkagane方式をあげておきます。他のジャンルでAkagane方式を(万が一にでも)知りたいという方はなんなりとお申し付けください。

Aタイプ「人物から」:主人公やキーとなる重要人物からつくっていく。こうすることによりキャラに魅力を持たせることが他の方法よりもたやすくなる。ただ、それをどうストーリーに絡めるかで若干くるしいかもしれない。
Bタイプ「挿絵から」:小説にはたまに、本文中に挿絵のあるものがある。要するに、「絵になる」情景や重要な場面を最初に考えることにより、物語の盛り上がりを効果的に且つ簡単に考えることができる。ただ人物描写が希薄になりがちかも。
Cタイプ「短編から」:短い詩のようなものから徐々に物語という「世界」「枠」を拡げていく。これにより自然なストーリー展開を作りやすい。ただ、時々きちんと読み直さないと前後で矛盾がたまにでてくることがあるので注意。


嗚呼、早く寝ないといけないのに何やってるんだか…。おやすみなさい。