②不思議と芸術の島、直島 〜1日目 雨

 宇野港から出た船はある島へと私達を運んでいた。直島(なおしま)、島内の随所に芸術が顔を覗かせるその島は数々の芸術家や建築家が「作品」を残していったところだ。


 …と、気取って書いてはみたがここでネタが(というか気力が)尽きた。以下、通常Ver.でお楽しみください。

今回行った直島は、瀬戸内海に浮かぶ芸術の島。安藤忠雄(字、合ってる?)などの壮々たるアーティストが様々な作品を島に提供している。
さて、島に到着して最初に思ったこと。坂が多い+雨。ちゃりんこの出番はなさそうだ。とりあえず本場香川の饂飩をかき込み、雨中を徒歩で行動開始。
元は床屋だった建物をまるまる作品にしてしまうなど、たいへんスケールのでかい代物ばかり。アーティスト達の腕前や発想、創造力にただただ圧倒されるばかりである。(というか、おそらくは作品の意味の半分も分かってないであろうけど。てか、そんなもんだろ、作品て? ←聞くな)
さて、下調べの際にも話題となっていたがここにきて島内には猫が多いことに気づく。しかも全て人に慣れている。…こ、これはパラダイスかもしれないぞ (´д`*)ハァハァ とりあえず撫でておいた。
ちなみに今回は道すがら、なんでもないところばかりをカメラで撮影している。雨上がりの路地裏細い道、赤信号が点滅する人通りのない交差点、エンジン音のしない漁港…。近々、なにかものを書くときの資料になる…はず。こういう、「静」のある風景は大好きです。ですから、人がそんな写真に紛れ込んでいると、

こちとら京都から来て大事な資料撮っとるんじゃ、なんで写りこむねんどかんかーい!! (ノ`Д´)ノ彡┻━┻

てな感じになるのは秘密です。ちなみに上の(↑)は、数日前の画像チェックの模様。

さあ本日の宿は和室。畳、もう大好き。思わず正座して、正座して、正座して…


まぁ、結局は寝転んでテレビ見てるんですがね。これでも昔、少々武道をたしなんでいた(少林寺拳法1級)せいで、あぐらかくよりも正座のほうが落ち着くんだな、これが。よく、「楽にしてくださって結構ですよ」とか言われるんですが、これが一番楽なんです…とは言いづらいよなぁ。ねぇ?

さて、晩飯の魚鍋を済まし(食いにくかったorz)、各自風呂に入ったら大ゲーム大会in直島、遂に開幕です。
いやだいやだと言いながらも、結局腰に爆弾を抱えてる人間を「ツイスター」に引っ張り出すあたり、さすがは文芸の後輩だと…。てか、男子vs女子じゃあ男子が圧倒的に不利でしょうが。

とか言いつつはじめると結構本気になって、腰や性別のことも忘れて健闘。なんと、ビギナーズラックなのか、手加減してくれたのか、1試合目でまさかの勝利。まぁ、そのあとは順当に連敗しましたが。

腰痛誘発ゲーム(ツイスター)のあとはおよそ8名での大カードゲーム大会with座布団。全員座布団1枚でスタートし1ゲーム毎に、ビリの人の座布団1枚がトップの人にいくというシステム。ある程度進むと「勝ち組」「負け組」と、現代日本の縮図をみるような…。(ちなみに私は負け組でした)
勝負の内容は、UNOやババ抜き、まさかのチーム対抗7並べ、時間制ダウトなどと、ゲーム中に策略と不敵な笑みが立ち込める空間はさながら雛見沢分校「部活」のよう。あの場に一般市民が紛れ込んだら心が圧死するに違いない。 ちなみに私含め2名が座布団0枚(畳)→座布団-1枚(床)→座布団-2枚(地面)までいきました。あ、言っときますが()内は一種の称号であり、リアルでそんなヒドイ目にはあってませんので。(一応

長くなりましたね、これ以降はまた明日に。 ノシ