註)VSSはVery Short Storyの(私による勝手な)略称で、超短編と称して短文を書いています。

title 蒼い涙腺
ある冬の夜、孤児(みなしご)の少年がレンガ造りの橋の下で死んだ
それを聞いた東国の吟遊詩人は悲しみを込めてこう詠った
それはそれはなんとも不憫で可哀想な少年がいたことよ・・
そして西国の律法学者は少年の死を聞き、口元を歪めてこう言った
それはそれは哀れな少年、自分の運命すら変えられぬとはな・・

〜後記〜
記念すべき(?)第一作目。・・まぁ、こんなもんか。