プロ野球、レギュラーシーズン総括

まずは、↓のリンクから今季予想を見るといいよ
http://d.hatena.ne.jp/Akagane/20100320
見たかい?ひどいもんだろう?いやいや、そんなもんですって。以下、少しと言いつつ長々と反省とか振り返りとか。


1.セパ、予想順位と実際の順位

■予想
読売→中日→ヤクルト→横浜→阪神→広島
日ハム→西武→楽天→オリ→ソフバン→ロッテ

■現実
中日→阪神→巨人→ヤクルト→広島→横浜
ソフバン→西武→ロッテ→日ハム→オリ→楽天

2.セ、振り返り

■中日
竜ながら虎の子を守る野球ができたかと。浅尾や高橋ら中継ぎ陣が頑張った一年ともいえよう。若手も大島あたりが1年目から頑張っていたようにみえる。
ただ、監督の悩むように活躍している選手がごく一部なのは気がかり。ベテラン陣も(副業が野球の人以外はw)徐々に翳りが……。
阪神
マートン先生、ごめんなさい。ほんとうにごめんなさい。正直、よくてスペンサーくらいのつもりで考えてました(これはこれでスペンサーに失礼?
打線は補強組で何とかなったが、外野守備と投手陣が不安で、投手起用は素人目でもおかしい。常勝軍団をめざす第一歩は投手コーチ解任か。
■巨人
1番打者、2番打者、クリーンナップ、先発投手陣、中継ぎ陣のうち複数が常時不調だったシーズン。正直、これで3位になれたのがすごい。
これを機に、より一層生え抜きを増やす・伸ばす努力を。川相さんも巨人に復帰し、玄人好みな選手の育成やオーダーが期待できる、かも。
■ヤクルト
監督辞任以降の勝率がハンパない。なんか2008年オリのコリンズ→大石をみてるみたいだっただけに、4位どまりだったのは残念。しょうがないか。
本当に監督辞任以降、打線も守備も別チームのように噛み合った印象が強い。来年も勢いそのままにいくのか注目したい。
■広島
中継ぎリレーと前年のエースがほぼ一年を棒にふり、且つ主砲も一時ケガで離脱するなどの超ハードモードな一年。よく耐えたと思う、いろいろと。
投手王国再建、個人的に非常に期待している。各選手伸びしろはまだまだあると思うので、野手も投手もキャンプでびしびししごかれてほしい。
■横浜
セならベイスターズ、そんな私は今は何も語りたくないのが正直な気持ち。選手が愛想を尽かすのも無理ない話かもしれない、そう思う。
来季はさらに厳しいチーム運営になるだろう。いかんせん、親会社が手放そうとしている球団に金や手間をかけるとは思えないから……。


■総括
マートン先生、ごめんなs(
正直な感想は関西現住ですのであまり大きな声では言えないんですが、あれほど阪神ファン(の過激派)が毛嫌いしていた「ちょっと前の巨人(俗に言う金満野球)」の勝ち方で

盛り上がる甲子園球場と放送席には笑うしかなかった。今一番、年俸に金かかってるのどこですかね?「広島の1軍」って言われてるの、どこですかね?……あまり言い過ぎる

と道頓堀の藻屑になりそうなのでこの辺で。ただ、日頃こっぴどく阪神を嫌ってますが、選手は好きです。平野やブラゼル然り、ジョージは教科書の1人ですし。

3.パ、振り返り

ソフバ
中継ぎ3本柱が固まったのと、スペ陣がほとんどスペらなかった奇跡の2つが効いたかと。特に多村、逆に心配になるほど今年は順調だったなぁ。
注目すべきはやはり投手陣、先発左腕2エースと中継ぎリレーには歯が立たなかった。先発3番手以降をもう少し固めたいところだが、斉藤……。
■西武
フェルナンデスと高山組組長がいい味だしてた。打線と投手陣が上手く互いを支え合えてのこの順位ではなかろうか。
投手陣では平野が頭角を現しつつあるのと藤田の覚醒が大きい。もう少し中継ぎ陣には踏ん張って欲しいが、それは来季のお楽しみ、かな?
■ロッテ
勢いでゴリ押しできるチームは、本当に恐い。クライマックス・日本両シリーズではまざまざとその「勢い」を見せ付けられた。
今年は後半以降戦力が日に日に上がっていった。スランプの復調やベテランの奮起、若手の成長。これら全てが重なってのこの結果だろう。
■日ハム
エースが抑えても、打線が点を取っても勝てない。今年は打線と投手陣が噛み合ってない中での交流戦入りだった。復調するも、最後に序盤の低迷が効いた。
シーズン、苦しいなかを戦いながら反省点を1個ずつ挙げていっての盛り返しだろう。今後のことも考えるといい勉強になったろうが……。
■オリ
先発が序盤に大量失点するという、オリの悪い癖が何度も出た。中継ぎが救援に失敗することも何度かあったが、やはり問題は……。
若い投手陣の整備・育成と、なんとしても後藤を放出してはならない。あと、打線のインパクトを考えるとカブレラ先生もまだいてほしい。
楽天
前任と戦略が違う外国人監督という時点で、1年で結果の残せそうにないのはフロントは予測できなかったのか(偉そうなこと言ってる私は出来ませんでしたが
そして後任のあの人も、前2人とは方針が似ているとは言いがたく、どこまで結果が残せるかは未知数。あと、蹴られるであろうベンチが壊れないか心配。


■総括
結果論だが、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負け無し」(で、合ってるかな?)とはノムさんも言いえて妙。Bクラスにはそれぞれ低迷の理由があり、後半修正できた日ハムを除く2チームは来季の課題として未だ問題が重くのしかかっている。上位3チームも「不思議」箇所を早期に修正しないと、来季の価値は遠のくと考えてよいだろう。
それと、あともう一つオリファンとしてどうしても言っておかないといけないことが。木佐貫先生、ごめんなさい。