2010年プロ野球順位予想

カテゴリは企画なのは、シーズン後に探しやすいためです。深い意味はありません。リーグ毎に戦力分析をして、最後に両リーグの順位を予想したいと思います。
まずは、ここの読者のまさかの半数が関係ないというセリーグから。

【読売】
総合:相変わらず選手層は厚い。補強組(劇場主のコバマサとかw)がどの程度チームに馴染めるかがポイント。
投手:若手の成長、山口の先発転向次第では先発ローテに大きな穴はなし。中継ぎ以降でどう方程式を組むか。
野手:外野の層は厚いが、内野の主戦力が少ない気がする。まだ若手が育ちきってないのが不安材料。
ほか:ベンチの采配を選手がある程度理解している点は評価できる。尾花コーチの退団がどうでるか。


【中日】
総合:クリーンナップの叩き出した得点を投手力と守備力で守る野球。下位打線の奮起が鍵を握る。
投手:絶対的中継ぎがおらず、先発陣が良いだけにもったいない。抑えの後継者もそろそろ育て始めないと……。
野手:「打てるが……」と「守れるが……」の2パターンしかいない気がする。捕手の後継も育ちきってない。
ほか:現有戦力の年齢が気になる。5年後も主力をはれる野手が二遊間と森野くらいでは辛いかもしれない。


東京ヤクルト
総合:派手さはない(失礼w)ものの、堅実に価値を重ねていく野球。若手の成長も上々で上位を狙えるチーム。
投手:計算できる先発が足りない。投手リレーをフル稼働すれば凌げるかもしれないが、中継ぎも……。
野手:若手の台頭が著しく、ベテラン陣も負けていない。主軸に繋げて点を稼ぐ野球ができれば強い。
ほか:投手陣が一年を通して戦えるほど整っておらず、それを采配と打撃・守備でどれだけカバーできるかがポイント。


阪神
総合:主力の高齢化が不安材料。赤星の引退や攻撃力不足などの不安要素が解消されているか注目したい。
投手:一発病を持っていたり調子次第といった投手が多く、不安である。また助っ人や守護神への過信も問題と思う。
野手:チャンスに弱く、打撃も関本など一部を除いて非常に淡白。城島の加入で捕手陣をどうするかも見所。
ほか:戦える戦力はあるが、5年後が不安。ベテラン陣がまだまだ戦えるだけに、後継を一軍で育てにくいのが辛い。


広島東洋
総合:現有戦力に不安の残るチーム。退団したルイスの穴は大きく、野手陣も徐々に高齢化が進んでいる。
投手:ルイスの退団で先発のコマが足りない。中継ぎ以降は梅津などの成長も見られるが、まだ不安は残る。
野手:若手の成長が芳しくない。長打力も栗原以外にはあまり望めず、選手層が厚いとはいえない。
ほか:守り勝つのか打ち勝つのか、ビジョンがチームから分からない。野村新監督にとっては試練の一年目となろう。


【横浜】
総合:超大型の補強が生きるか。現有戦力と補強組の連携、若手の成長が今年以降の躍進のキーとなる。セの台風の目。
投手:ロッテから清水が加入したが、選手層は決して厚くはない。同じく元ロッテの捕手、橋本との連携や采配次第か。
野手:1番2番の確立が急務の課題。主軸は非常に良いので、主軸の前にランナーを置けるかが攻撃面のポイント。
ほか:投手陣の建て直しとそれを援護するマシンガン打線の復活がなるか。尾花新監督の手腕が試される。

次は、パ党の皆さんお待たせしましたw パリーグの戦力分析です。
パリーグのほうは需要度外視の、一オリファンからのネタ寸評つきでお送りしますw

北海道日本ハム
総合:整った戦力ではあるが、他球団からの厳しいマークにどう対処するかがキー。また、藤井、スレッジの穴も大きい。
投手:先発の頭数が不安材料。若手も育ってきてはいるが、選手層は厚くない。ただ、采配次第で充分回る戦力ではある。
野手:繋ぎつつ一発も狙える脅威の打線が今年も見られるか。外野守備においては12球団随一、内野守備も及第点。
ほか:絶対的エースはいるものの、裏ローテには不安が残る。野手と采配でそれをどれだけカバーできるか。
ネタ:なんでもいいけど、大阪ドーム稲葉ジャンプはしないでください。一オリファンからのお願いです。


東北楽天
総合:監督の交代がどう出るか。前監督次代に若手はある程度育ってきてはいるので、純粋な戦力的には及第点。
投手:先発2本柱以外が全体的に打たれ弱い印象あり。個々人の能力は決して低いわけではないのだが……。
野手:走攻守、3拍子揃い非常にバランスが良い。まだ若い選手も多く、将来的にも明るい陣容である。
ほか:監督のビジョンを選手が理解しているか、監督が選手を把握できているかがポイント。戦力的には問題ない。
ネタ:安西先生、小坂ゾーンがもっと見たいです。……できるならオリ戦以外で。


福岡ダイエーソフトバンク
総合:今年も捕手と裏ローテに不安を抱えている。主力をいかに怪我なくプレーさせるかがキー。選手層は薄くない。
投手:困ったときの摂津頼みは考えモノ。裏ローテにいる若手の成長と、馬原へ繋ぐ中継ぎリレーの確立が急務の課題。
野手:主軸に大量のリハビリストがいるのは非常に不安。どれだけ怪我人を抑えられるか、そして捕手……。
ほか:フロントはもっとドラフトで投手を獲得するべき。重ねて言うが、投手陣に不安の残るシーズンインである。
ネタ:斉藤、またか……。ところで、秋山さんの現役復帰→三角飛びはまだですか?w


埼玉西武
総合:中継ぎ陣の立て直しが急務の課題。あとは若い野手陣のエラー数をいかに減らすことが出来るか。
投手:やっぱり西武も裏ローテに不安あり。それ以前に、俺達に代表される中継ぎ陣の惨状をどうするか……
野手:赤田⇔阿部のトレードがどうでるか。外野陣の巧打力と内野陣のエラー回避を重点的にあげていきたい。
ほか:若いチームゆえに伸びシロはまだまだある。今後いかに伸ばしていけるかによって明暗が分かれるだろう。
ネタ:阿部真…(´・ω・`) そして今年も俺達ならびに高山組のご活躍を期待しておりますw キモティー


千葉ロッテ
総合:積極的な補強をしているものの、早川、清水、橋本、シコースキーなどの主力級の退団は痛い。
投手:唐川や成瀬の成長、小林宏らの復調が望まれる。薮田の復帰など戦力も整いつつあるが、蓋を開けるまでは未知数。
野手:井口や新加入の金を軸にどれだけ得点を稼げるか。打線の繋がりを意識すれば非常に恐い打線がよみがえる。
ほか:良くも悪くも玄人好みのパリーグらしいチーム編成になっている。青野などの復調、成長も期待したい。
ネタ:ベニーを再雇用して球団マスコットにしようぜww あと、川越をどうぞかわいがってあげてください。


オリックス
総合:先発陣を切り崩してまで行なった中継ぎ陣の立て直しが機能するか。キャンプ中断による調整不足も不安要素。
投手:若く粒揃いな選手はいるものの、投手陣整備が間に合ったとは言いづらい。選手層も厚くなく、やり繰りが難しい。
野手:ローズ退団も、T-岡田の成長や坂口、赤田の1番2番確立など攻撃力は及第点。欲を言えば盗塁をもう少し増やしたい。
ほか:ドラフトで5人全員投手(うち4人は左腕)を獲るなど、フロントが機能しつつある。岡田新監督の手腕やいかに。
ネタ:まさかパリーグで、しかも自チームであの顔芸を見れるとは思いませんでしたw さぁ、今年も大阪ドーム行くか。


では、戦力分析を元に順位予想をしてみましょうか。当たるも八卦、当たらぬも八卦

セリーグ
1位:読売
2位:中日
3位:東京ヤクルト
4位:横浜
5位:阪神
6位:広島東洋
寸評:あれ?真面目に考えた結果、昨年とあんまり変わらない……。


パリーグ
1位:北海道日本ハム
2位:埼玉西武
3位:東北楽天
4位:オリックス
5位:ソフトバンク
6位:ロッテ
寸評:新監督3チームが読めん。きっとパは今年も怪我したとこからドロップアウトな感じかと。